ケーブルテレビ会社Jの営業職に関するキャリア・仕事内容について

大手ケーブルテレビ会社でケーブルテレビ・インターネット・固定電話を商品にもつ会社で働く営業職男性20代のキャリア・仕事についてご紹介します。1日の仕事内容や、年収、キャリアデザイン、業界展望などについてまとめています。テレビ業界や営業職に興味のある方必見です!

会社・業種・職種と仕事内容について

私が過去勤めていたテレビ業界の大手企業J社は、会社が独自にもつ巨大なテレビアンテナを使い、電波の受信しにくい山間部や地域に対して、安定したテレビ電波(地上波放送、BS、CS)を提供している会社です。また、戸建て、アパート、マンションに住む方々向けに、インターネット回線や固定電話サービスも提供しています。

従業員数16,791名( 2017年4月末時)の大手ケーブルテレビ会社で、職種は営業職として働いておりました。有名な商品は、ケーブルテレビと呼ばれる有料放送で、スカパーなどで放送されているドラマ、アニメ、映画などの有料放送の月額料金を支払うことによって、80チャンネル以上見ることができる商品です。

営業職は、ケーブルテレビ放送を提供できる地域の方々に対して営業活動をし、ケーブルテレビ放送を見て頂く仕事です。ケーブルテレビ線が通っていない地域に対しては、商品を提供できるように交渉することも仕事となります。私が所属していた部署は、アパート・マンションに住む方々に対して訪問営業をしていく部署でした。

既にケーブルテレビのサービスが提供できる地域となっているので、お客様が希望をすればすぐにケーブルテレビの商品を利用できる地域です。我々、営業職は、お客様とアポイントを取り、宅内訪問をさせて頂き、商品の営業活動によって会社に利益をもたらすことが仕事となります。

営業職は、お客様から商品を買ってもらうことがメインの仕事であるため、いかに分かりやすく商品の良さをお客様に伝え、気分良く買ってもらうよう誘導していくことが大事となります。そのため、営業トークの練習やアドリブにも対応できるように雑談の練習は欠かせません。

また、相手に好印象をもってもらうことが非常に大事になりますので、身だしなみをきちんと整えることや時間に遅れないことなど、人として当たり前のことができないとすぐに会社にクレームが入ってしまいます。個人に車を1台貸与して頂けるので、その車で営業廻りをしますが、会社の車であるため安全運転しないと会社にクレームが入ってしまうので、注意が必要です。

営業職は、残業が多くて大変という声もよく聞きますが、定時で帰宅できる人も存在します。それは、売上目標を達成できている人です。営業職は、1人、1人に売上目標があり、その目標を達成できている人は定時退社が可能です。

営業職という性質上、達成できている人は周りからの評価も高く、20代でもリーダーになり人をまとめる立場になることも十分可能です。周りからも文句を言われることもほとんどありません。

また、給料面に関しても、成果を上げると歩合給として会社規定の達成率に応じて、たくさんのお金を頂くことができるのも営業職の特徴です。

逆に、達成できていない人は朝一番に会社に出てきて営業トーク練習や夜遅くまで商品知識の勉強をさせられることがあるので、営業職は大変とよく聞くのは達成できていない人のことなのです。

新入社員の主な仕事内容は、アポイントの獲得です。アパート・マンションに住む方々にテレビの電波調査実施のチラシを配布します。チラシ配布数日後に、アパート・マンションを訪問し、電波調査の希望日時を第3希望まで伺います。

ここで、簡単に希望日時を教えてもらえれば良いのですが、人によっては、「テレビが映っているのに何でこんなことをするのだ?」とか「オーナーや管理会社の許可を得ていることなの?」という質問をされることがあります。ここで、アタフタするようであれば営業職として結果を上げることは難しいでしょう。

営業職の場合、長年やれば成果を上げられるようになる訳ではなく、営業ができる人は最初からできることも多々あるのです。営業で成果を上げられる人は、アポイントを取る段階で、お客様とコミュニケーションを図り、数日後の営業がうまくいくようにイメージしながらアポイントを取ります。

すべてのお客様が即決してもらえるお客様であれば良いのですが、人によってはじっくり考えないと嫌なお客様もいるので、できるだけアポイント獲得の段階で信用をしてもらい、商品説明を当日簡単にする旨お伝えしておくことで、当日即決してもらいやすくなります。

アポイントが取れると、次は先輩に同行し営業している所を見せてもらいます。商品説明に入る前に、お客様の聞く姿勢を作らないと営業もできないので、聞いてもらうために雑談をし、テレビ電波調査の趣旨説明を行います。

営業をしたことがない新人は「あぁ~、自分にできるかな?」とか不安に思いますが、そんなに難しいことではないので、新人の方にはしっかりと元気よく話をすることをやってもらいます。

いざ、獲得できると契約書を書いて頂きますが、契約書に不備があると訂正印を再度もらいに行かないといけないので、営業職は書類をしっかりと正確に書けることも求められます。契約書を頂いたら、最後は工事をして完了です。

工事日の前日や前々日にお客様にお電話をし、工事日当日は在宅可能であるか確認連絡を入れます。当日に不在になってしまうと再度日程調整をすることになるので、お客様のためにもマメな連絡は必要になります。

仕事内容 1日について

8:00 朝のトーク練習(繁忙期や契約の取れない人向けに状況により実施)
8:30 出勤(通常の人はここで出勤)
8:40 朝礼
9:00 営業活動開始
12:00 昼休憩
13:00 営業活動開始
17:00 翌週のチラシ配布
19:30 帰社
20:00 場合によりトーク練習・会議

通常、8:30~17:20の勤務時間で定時退社をすることが可能ですが、私が所属していた部署は、翌週分のチラシを配布し、アポイントを獲得しておく必要があるため、定時退社はできず、19:30に帰社することがほとんどでした。あとは、帰社後に、営業してみてどうだったか?を先輩社員や同僚と雑談をする時間もあるため、21:00まで会社にいることもよくありました。

もちろん、すぐ退社してもよいのですがチームのリーダーの仕事の進め方によるので状況によっては帰りづらい環境にもなったりします。定時退社できる日は、人によりますが、年間通して、20~40日位です。

年収やキャリアデザイン・働き方・初任給

私が経験した営業職のおおよその年収は、330万円程度です。ボーナスは、営業成績によります。売った商品によって単価が決まります。私は、月の目標達成率100%を超えたのが1年間で5回ほどでしたので、2ケ月分を8月、12月支給で大体50万円程度でした。初任給は、月20万円程度でした。

先輩社員30代男性になると、管理職という雇用形態になり、月30~35万円ほどの給料となります。働き方としては、部下が全員帰宅するまで会社にいることも多くなるので、残業が多く、時間的プライベートの時間を設けることは多少難しくなります。

給料面では数字を獲得できれば安定しています。テレビ業界の営業職は、数字獲得の競争は激しいですが、数字さえ獲得できれば自由に仕事を進めることが可能です。よって、定時退社ができるので楽しい環境になります。

業界展望(先行き)や会社の新しい試みなど

2016年4月以降は電力自由化となり、現在の電力会社以外の会社で電気の契約を行えるようになりました。私が所属していた会社は小売電気事業者となり、電力をお客様に提供するようになりました。お客様は面倒な手続きや工事が不要で、一般家庭の電気料金が安くなるというサービスを提供し始めました。

今後は、業界の垣根を越えて、テレビ業界もエネルギー業界のお客様を獲得していく流れとなっていくでしょう。他業界との競争によって、他業界の情報を進んで取りにいかなければならない状況となりました。

しかし、自分で他業界を調べて学ぶことによって、より深い知識が身に付くことを期待できます。自分の業界だけ知っていれば良いという発想ではなく、幅広く知り、学びを継続する発想にすることによって、今後どの業界の営業職をやっても通用するようになってくるでしょう。

競合となる会社や商品について

NTT東日本でも光テレビ、インターネット回線、固定電話という商品を扱っており、我々の競合会社となります。NTT東日本は、昔からある大手企業であるため年配の方々の信頼・信用度はかなり高いです。

我々の商品は、ケーブルテレビ、インターネット回線、固定電話のすべての商品をまとめて契約をしてもらうことで、価格が安くなる仕組みとなりますが、NTTの固定電話は、昔から使っているという理由で、年配の方々に解約して頂けないので、どうしてもケーブルテレビの価格が高くなりがちで、契約まで結びつかないことも多々あります。

若い方々は、NTT東日本のFLET’S光を利用しており、快速の通信スピードが魅力で解約をして頂けないことがあります。NTT東日本の商品の価格は、我々の商品の価格よりも若干高いのですが、NTTブランドであり、信用もあるのでNTTを利用する方々は沢山存在します。

まとめ

過去、テレビ業界の営業職で勤務しておりましたが、そのまま続けていれば、給料として25万円以上は貰えていたことでしょう。また、営業職は人と接する仕事であるためどんな業界でも役に立ちます。そのため、やっていて損がない職種といえます。

また、様々な人との出会いがあるので刺激にもなります。給料やプライベートの時間を考えると転職しない方がよかったと感じることもありますが、私は、定時退社を希望していたため退職をして後悔はしていません。私の現在は、IT関連のサーバー監視の仕事に転職をしたため、どちらかというと単純な仕事なり、数字に追われる環境ではなくなったため、精神的に安定はしてきました。

給料は、年収300万円ほどになりました。しかし、プライベートを充実することができているので現在の仕事には満足しています。成果を出して、給料を成果ベースで多く貰い、若くしてリーダー以上の立場を目指す人は、テレビ業界の営業職にチャレンジすることも1つの方法だと感じます。

本記事は、2018年2月1日時点調査または公開された情報です。
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