「検査センター」の「臨床検査技師」に関する仕事内容・給料レポート

検査センターに出向して働く、キャリア7年の臨床検査技師(正社員)によるキャリアレポートです。

今回は、その「臨床検査技師」の仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

ブランチ検査という立場で検査センターに出向して働く、キャリア7年の正社員、「臨床検査技師」によるキャリアレポートです。ポジション(役職)は主任検査技師でした。

なお、ブランチとは、「院内受託」という意味です。

「ブランチ検査としての臨床検査技師」の仕事内容について

主な仕事内容は、企業健診、一般健診、人間ドックがメイン業務でしたが、私は外来診療を行っている施設へブランチ検査部として出向していました。出向先では検査技師が多数おり、主に生理検査を行っていました。

「ブランチ検査」としては、生理検査はできないため、健診や外来の検体検査をしていました。その検体検査の中でも、血液検査と生化学検査を主に行っていました。血液検査に関しては、結果によっては血液像の鏡検をしていました。

人間ドックを受診しにきたお客様が、まず採血をして、他のドックの検査をして、最後に生活指導を受ける時に、基本的な採血の検査結果が必要となるため、ドックの検査は迅速に行なっていました。

「ブランチ検査としての臨床検査技師」の1日の仕事の流れ

私はフレックス勤務だったのですが、休みも含め、基本的にはブランチ先に合わせていました。土日、祝日が休みでした。

機械の立ち上げに時間がかかるため、人間ドックに間に合わせるよう、早出と遅出を一週間交代でまわしていました。

一日の流れ

7時45分 早出が機械立ち上げ。コントロールを検査して、機械の動作確認。
8時15分 遅出が出勤。早出とともに検査機器の動作確認。
8時30分 検査開始。
12時 お昼休憩(60分)
※人間ドックと外来受診の状況で後になることもあり。
13時 午後ドックのある時はドック検査開始。ない時は企業健診、一般健診の便潜血検査開始。
16時 外来受診、健診の終了。終了次第、検査機器のメンテナンスなど後片付け。
17時 終業

この仕事の給料・残業・有給休暇

私の場合、「ブランチ検査としての臨床検査技師」の月給は20~23万 (残業代込)、ボーナスは夏と冬合わせて約50万円で、年収300万円くらいでした。

出向先の検査科と同じ部屋で働いていたので、鍵の関係であまり残業できませんでした。また、有給休暇については、人数がカツカツだったので、ほとんど取れませんでした。

この仕事で、働いているときに困ったこと

ブランチという立場上、出向先でいろいろ出来ることに制限がありました。

検査結果が異常な時などに、機械がおかしいのか、検体が異常値なのかを調べようにも、検査結果を保存できなかったので、出向先の検査科の技師に前回値を調べてもらっていました。

向こうも別の仕事をしている中で声掛けをしないといけなかったので、気を遣いました。

また鍵の管理などもさせてもらえなかったので、出向先の技師が仕事を終わるまでには、仕事を終えるようにしていました。

たまに機械の不具合でメーカーを呼ぶときのみ、ブランチが残っても良いと言われていました。

この仕事や職場でよかったこと

出向先にとっては、ブランチ検査といえど、かなり久しぶりの新人技師だったようで、とても可愛がってもらえました。

出向先の検査科は年に3回ほど、懇親目的で飲み会をするのですが、必ずブランチ検査にも声を掛けてくれていました。

出向先はその飲み会代は積み立てだそうですが、私達は、上司から、出向先との飲み会なので、会社経費として扱うように言われていたので、飲み会は自分持ちは0円でした。

出向先は都市部の中心地だったので、美味しいお店にたくさん連れていってもらえました。

「ブランチ検査としての臨床検査技師」の仕事エピソード

私の主な業務は、企業健診だったので、異常検体とはあまり遭遇しませんでした。

ただの臨床検査技師の資格だけでは技師の世界では普通なので、プラスαの資格を取ろうにも、ブランチのため、なかなか勉強できる機会はなかったです。

病院勤務と違って、異常な検体に遭遇する機会は少なく、出向先においては生理検査はできません。しかし、ブランチでも、血液と生化学の検査はしていたので、検体検査向けの資格は目指すことができました。

ただ、検体検査の資格は比較的取りやすいものが多く、また資格を取ったところで、あまり役には立たないものがほとんどでした。でも自分の検査センターでは、検体検査の資格を取得した時点で、資格手当が貰えました。

まとめ ー「臨床検査技師」を目指す方へメッセージ

一度は病院などで生理検査を習得した方が、臨床検査技師として仕事をする上で幅広く活躍できると思います。

本記事は、2018年8月3日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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