私は大学の教育学部を出て、小学校の先生になりました。先生を目指す方に、今回は改めて思った「教師を目指す私が大学生活通じてやってよかったこと」についてお話します。
個性が発揮されるからこそ、先生は面白い!教師を目指す私が大学時代にやってよかったこと 2つ
「教師になるために、大学生活でどのようなことをすれば良いですか?」
「大学生活、教師になるために関係ないバイトや遊びをしてて良いのか不安です…」
教師になってから、学生の方にこのような質問をたくさんされてきました。そんなとき私は、「好きなことを好きなだけしたらいい」というお話をします。
実際、どんな経験でも、教師生活の中で役に立ちます。
全然教育と関係ないと思うようなバイトの話でも、子供達の前では大爆笑されました!子供達は案外、勉強の話よりも先生の私生活などの話の方が興味を持っているように見えました。
今回は、そんな私が教師を目指す中で、「好きでやってたけど、これはやってて良かったな」と思うものを2つ、ご紹介したいと思います。
やってよかったことその1:人に向かって大きな声で笑顔で呼びかけるアルバイト
私は、実家から遠方の大学に通っていたため、通学時間の兼ね合いからシフト制のバイトに入ることが難しく、短期バイトや、単発バイトをよくこなしていました。
(一人暮らしは金銭的に無理でした。)
よく、「教師になるためには、塾講師のバイトがおすすめ!」という話を聞きますが、私は実際そうではないと思っています。
教師になると、嫌というほど子どもに関わり、教える場面が出てくるので、学生時代から無理に「教育」関係するものに携わらなくても全然良いと思います。
(実際私は、塾講師や家庭教師のバイトをしたことがありませんが、困りませんでした。特に面接でも聞かれませんでした。)
もちろん、子供に勉強を教える経験は、教師になった時の即戦力になると思いますし、子供が大好き!という方にはおすすめだと思います。
以上を前提に私は、アルバイトを選びました。
「新発売のウインナーです!おひとつ如何ですか?」
スーパーなどで一度は聞いたことのあるセリフだと思います。
私が売っていたのはウインナーではないですが、試食販売スタッフをやっていました。
このバイトを選んだ理由は、「人に向かって大きな声で笑顔で呼びかける練習をしたい」からでした。
試食販売に限らなくても良いと思いますが、実際、声を出して人に呼びかける、しかも笑顔で言うこの経験は、教師になってからもとても役に立ちました。
低学年でも高学年でも、大きな声で指示を的確に出す必要がある場面がたくさんあるのでおすすめです。
やってよかったことその2:自分の好きなものを突き詰める
私は、絵を描くことが大好きです。小さな頃から自由帳に、好きな漫画のキャラクターを真似してかいたり、自分のオリジナルのキャラクターを想像して描いてみたりしていました。
大学生になってからは、時間にもお金にも少しだけ余裕が出たので、専門的なことも齧り始めました。
水彩画から、木炭画、油絵や、デッサンの基礎を学んでみるなどもしました。
絵について知れば知るほど、その面白さに夢中になって取り組んでいましたが、決してそれで生計を立てていこうとは考えておらず、教師生活で何か役に立てればなど、考えてもみませんでした。
(実際、個人の趣味レベルで、とても専門性を持っているとは恐れ多くて言えません。)
しかし、好きで学んだことは、自分の大きな武器になりました。
初めて担任を持ったクラスで、絵を描くことが大好きですと自己紹介しました。
その時に、大学生活で大きなキャンバスに描いた1枚の風景画を持っていきました。
すると、
「すっごーい!!」「え!?先生が描いたの!?プロじゃん!」
決してプロのレベルには到達していなくても、子供達が好きそうなキャラクターの絵じゃなくても、
子供達の目には「すごい」と映ったようでした。
そこからは、クラスの子どもたちだけではなく、他の学年の子どもたちからも、
「絵が好きな先生」と呼ばれるようになり、廊下でも声をかけてもらうようになりました。
好きなこと、得意なことを一つでも持っていると、子供達の中で先生の印象深くなり、子供達との距離を縮めるのにとても役立ちます。
他の先生方の例で言うと、ウクレレを弾いてみたり、サッカーで子供達にリフティングを見せたり、百人一首を得意としている先生は、子供達に暗唱した詩を紹介したりもしていました。
そのほかにも、料理好きの先生は、手料理の写真を見せたり、掃除好きの先生は、家で役立つような掃除の裏技なんかを紹介していました。
本当に、どんなことでも良いと思います。
自分が、「〇〇が大好きで、〇〇についてたくさん話せます!」と言えるようなことを一つ持っておくと、子供達との会話のきっかけになり、役に立つと思います。
まとめ
教師を目指す私が大学生活通じてやってよかったと思うことについて、ご紹介いたしました。
当時は分かりませんでしたが、学生時代にやっていたことは、上に挙げた2つ以外にも全て、教師生活の中で役に立ちました。
「教師になるため」だけではなく、ぜひ、自分の「やりたい」「好き」を突き詰めてみてください。
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