【中学校の先生に聞きました!】仕事で大変だったこと3つ

どんな仕事にも、楽しいと感じること・やりがいを感じることがある反面、大変だと感じることがあります。それは、中学校の先生も例外ではありません。 本記事では、中学校の先生に、仕事で大変だったことをコラムにして書いてもらいました。

はじめに – 中学校の先生によるコラム

中学校の先生の仕事をする中で、筆者が大変だと感じた経験はいくつかあります。

どんな仕事にも大変なことはありますが、思春期の子どもたちと過ごす時間が長い中学校の先生という職業には、特有の大変さがあると感じています。

今回は、そんな中でも特に大変だったことを3つ、紹介します。

その1:生活指導について

中学校には生活指導部というものがありますが、部の先生が中心ではあるものの、その先生方だけが生活指導をするのではなく、基本的には全先生が生活指導をしなければいけません。

ゆえに、どれだけ生活指導がちゃんとできるか、どれだけ生徒に厳しくて叱れるかが先生のいい悪いの基準になっているようなところがありました。私は生徒を厳しく叱るのがあまり得意ではなかったので、周りの先生(全員ではありませんが)から「もっと怒れよ」みたいな感じにみられることもありましたし、生徒も「先生あんまり怒らへんなー、ラッキー」ぐらいに思われて、なめられていたこともあったと思います。

それもやっていくうちに、厳しいことも生徒に言うようにはなってきましたが、自分の性格的には結構きつくて、大変だったなぁと思います。

その2:部活動について

最後に勤務した学校で、初めて剣道部の副顧問になりました。

主顧問の先生がとても熱心な方で、基本的にテスト前と長期休暇以外は休みなしという形で指導されていました。主顧問の先生もされていますし、自分も学生時代にやっていた剣道部ということで、私も出勤して、一緒に指導にあたっていましたが、やはり続けていくと、土日の休みがないのは体力的にも精神的にもしんどいなぁと思いました。

剣道部の指導の中に、教師が生徒に稽古をつけるというものがあり、私も土日に稽古の最後のほうだけ一緒に稽古をさせてもらっていましたが、ひさびさに剣道をしましたし、生徒たちも中学生といえど、強かったので、1年生ぐらいだと相手できたのですが、2,3年生になると、私よりも上手な生徒がたくさんいて、稽古、指導も大変でした。(主顧問の先生は七段とかで、びっくりするほどお上手な先生でした。)

私ももっと稽古して、強くなればよかったと思うのですが、あまりしなかったので、一緒に汗を流して楽しいと感じることと、大変だと感じることが半々くらいでした

また、ゴールデンウィークには合宿、冬休みには近くの他府県へ1日の遠征稽古というのもあり、生徒たちにとってはとてもいい経験だなと思いつつも、これも朝が早かったりで、大変だったなと思います。

その3:生徒たちのスマホトラブルについて

年を追うごとに、スマホを持っている生徒が増えていました。最後に受け持った学年では8~9割の生徒がスマホなど、自分の通信手段を持っているという状況でした。

よく起こったトラブルの1つは生徒たちは学年、クラス、部活などでLINEグループを作っていたので、LINEグループから外されるというものでした。ケンカするたびに、気に入らなくなると、すぐに退会させたりするようなことがあるようなので、いやな気持ちになって相談してくる生徒がいたりしました。

ほかにもよく起こっていたトラブルはLINEのタイムラインやtwitterなどに悪口を書く(名前を出しての時もあれば、名前は出さないけれども、読めばだれのことかわかるような内容の時も)ということでした。どちらも生徒から直接相談されるか、保護者の方から相談されるということで、発覚し、事情を聞いて、学年の先生方と指導に当たるということが多かったです。

ただ、これも自分から言ってきてくれる生徒には対処できましたが、教師が知らないこともたくさんあったでしょうし、指導をした後も、その後をしっかり見続ける必要があり、大変だったなぁと思います。それ以外にも他校の生徒や、見知らぬ人とつながり、トラブルになることもありました。何回かあったのは、女子の生徒がSNSで男性と知り合い、恋をするとか付き合うとか、呼び出されるというようなことでした。生徒はどうしようもなくなって教師に相談してきて、「親には言ってほしくない」と言うのですが、そういうわけにはいかず、保護者の方にもご連絡して、一緒に指導していく形をよくとっていました。

思春期ならではの女の子の気持ちもくみ取りつつ、危ないことやダメなことを教えたいといけなくて、難しくて大変だったなぁと思います。技術の授業や、学校、学年全体でのケータイ学習などで、スマホやSNSの危険性についての学習もしますが、年に1回くらいなので、その時は、少しは抑制になったかと思いますが、持続をしづらかったと思います。中学生は流行に敏感であるため、教師が使う以上にスマホやSNSの使い方にたけているので、指導していくのも大変だと思いました。

これは私のただの持論ですが、スマホを持っていいのは日本の憲法とか条例とかで16歳か18歳以上にしてくれたらいいなと思います。中学生の保護者の方も子どもにスマホを買ったほうがいいのかと相談してくることも多く、私もほかの教員もスマホの危険性などについて説明しつつ、おすすめはしないと話しますが、最終的な判断はご家庭で、保護者の方も悩みつつも結局周りがもっていると買わざるを得ないようなので、買ってしまわれることが多かったように思います。だから、子どもとの連絡手段にキッズケータイを、LINEやSNS、ゲームなどをしたい場合は家庭で家族みんなが使えるタブレットくらいにして他からも見える状況でないと、生徒同士のトラブルや悩みは今後も尽きないのではないかと思ったりします。(最後は持論で失礼しました。)

まとめ

いかがでしたか?

中学校の先生という仕事をしていくなかで、特に大変だと思ったことを3つ、紹介しました。

教師を目指している方、教師になったらどんなことが大変なのか知りたい方は、ぜひこの記事をご参考ください。

本記事は、2019年10月4日時点調査または公開された情報です。
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