「神奈川県」の「公立小学校の先生」の仕事内容・給料レポート

現役もしくは元・公務員へのキャリア・アンケートです。

今回は、「神奈川県」にある「公立の小学校の先生」(女性)に回答いただきました。

仕事内容、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてアンケートしたものを編集して掲載しています。

はじめに

「神奈川県」にある「公立の小学校の先生」(女性)によるキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール

公務員としての職業・勤務先:先生 / 神奈川県にある公立の小学校
性別:女性
雇用体系:正規雇用
所有資格:自動車運転免許、小学校教諭一種免許、中学校教諭一種免許、高等学校教諭一種免許

「小学校の先生」を目指した理由

両親が先生だったので、自然と進学先も教育系となり、就職活動するよりも試験勉強の方が自分には向いていたので、教員を目指しました。 教員試験も幸い、一発合格だったので、無事先生になれました。

「小学校の先生」の仕事内容について

小学校の先生の仕事内容は、児童管理と会議と事務処理です。 児童管理は、主に子供が居る時間です。授業だけでなく、ホームルーム指導や人間関係の形成など学級経営全般を行います。授業は30~40人に一斉指導するので、全員に話を聞かせるためのスキルが必要です。とくに近年は発達障害に対する理解が進み、障害を持つお子さんへは、話を聞きやすい位置に配置したり、教材を工夫したりして特別な配慮をする必要があります。

授業だけでなく、朝会や学校行事、遠足など大勢で動く活動に対する指導も必要になってきます。学年や学校全体での教職員間での連携や連絡の取り合いも必要で、1人で自分のクラスだけ見ていればいい、というわけにはいきません。 会議は、子どもたちを下校させたあとに行います。ほぼ毎日、何らかの会議があります。職員会議、部会会議、学年会などを1時間位やります。

週に1度位は、他校への出張もあります。出張では、それぞれの専門分野の先生が集まって、教科指導や指導方法について提案があったり、話し合ったりします。 事務作業は、一般的な提出書類の作成から教材研究まで、さまざまです。各部会のリーダーの先生は、会議の資料を作ったり、他校への連絡業務を行ったりもします。子供の忘れ物やトラブルなどで、保護者対応も多く、電話でのやりとりが主になります。

「小学校の先生」の1日の仕事の流れ

7時30分 自宅を出て、電車で通勤する

8時10分 到着 出勤札を返して、タイムカードを入れる。ジャージに着替える。配布物を確認する。

8時15分 職員打ち合わせ、または朝会 朝会のときは、児童を並ばせて校庭に連れて行く

8時25分 朝の会 児童の健康観察、朝の歌、朝のスピーチ、一日の予定の確認

8時45分 1時間目 (45分)

9時30分 2時間目 (45分)

10時15分 中休み (30分)教室で採点、提出物チェック、または児童管理

10時45分 3時間目 (45分)

11時30分 4時間目 (45分)

12時15分 給食指導(45分)白衣に着替えて、給食当番を並ばせる。給食を取りに行く。配膳、片付け指導

13時 昼休み(20分)

13時20分 掃除(25分)清掃指導 各掃除場所を回って、掃除が行われているか確認する

13時45分 5時間目(45分)

14時30分 6時間目(45分)

15時15分 児童下校指導

15時30分 休憩(休憩してる先生はいなく、だいたい事務作業をしている)

16時10分 会議 職員室または多目的室

16時45分 終業

18時00分 頃まで事務作業 だいたい1時間位、残業をして帰る先生が多い

18時45分 電車で帰宅

「小学校の先生」の給料・残業・有給休暇について

月給30万円(地域手当込、交通費込)、ボーナス85万円で、年収445万円でした。

残業はしていますが、残業代はつきません。遅くまで学校に残っていたり、早く来る先生も結構居ます。

有給休暇は児童が登校している日は、非常に取りにくいです。夏休みや冬休みの長期休暇に、ほとんどの人はまとめて取っています。

この仕事で、働いているときに困ったこと

時間の拘束が長い、と私は思っていました。退勤時刻が来ても、ほとんどの人は帰らないので、私も合わせて残っていて、ストレスがたまりました。 自分の仕事が終わっていても、周りの人がやっている作業を手伝わなければならないこともあり、仕事の終わりが見えないつらさがありました。

児童の指導はできて当たり前、と見られているので、ちょっと問題が発生したときに、保護者から激しいクレームが来ると、かなり精神的にダメージを負いました。 児童も多種多様で、教えることも毎年増え続けているのに、人を増やしたり予算をかけたりといった環境的配慮が全く無いことも、負担が増すばかりでした。

この仕事や職場でよかったこと

公務員なので、身分が保証されています。賃貸マンションの契約やクレジットカードの発行など、有利に働きます。 給料も社会人と比べて平均的になるように調整されているので、たまに贅沢をするくらいのゆとりのある生活ができます。

小学校は女性の先生のほうが多いので、女性が働きやすいよう、育休や産休の制度も充実しています。 リストラもないので、大変ながらもノンビリとした雰囲気です。

先生として子供の前に立つので、身だしなみにも気をつかえます。普段から子供の若さにさらされているので、年齢の割に、若々しい先生が多いです。

「小学校の先生」の仕事エピソード

感動したことは、授業で子どもたちの力を引き出せたと感じたときです。音楽の指導をしていて、生き生きと歌う子どもの表現力、感性をつかみ取る力に、感動しました。子どもたちの柔軟な感性から、教えられることも多いです。

失敗したことは、学級経営です。低学年の子どもたちの多様さに対応しきれず、自分自身が倒れてしまいました。学級経営は、担任本人でないとわからないことが多いです。一度崩れだすと、周りの先生がアドバイスしたり、管理職が授業に入ってくるようになって、ますます混乱していきます。保護者のクレームも頻繁になり、子どもたちからは不信感が芽生えて、どうにもならなくなります。

「小学校の先生」の職場恋愛について

職場での出会いは、少ないと思います。同年代の先生が少ないので、選ぶ相手が限定されてしまいます。また、女性教諭が多いので、男女のバランスもよくありません。 30代、40代でも独身の女性の先生は、多いです。自分で生計が立てられてしまうので、結婚の必要性を全く感じず、いつの間にか年を取っていく感じです。

男性の先生は、周りに女性が多い分、恋愛の機会は多いようです。若い先生でも、ほとんどの人が結婚しています。 職場以外の出会いの場は、自分から作っていかないとなかなかありません。趣味や教師仲間のサークル、婚活など、職場以外で探すのをオススメします。

まとめ -「小学校の先生」を目指す方へメッセージ

年齢制限が撤廃されたので、若い先生だけでなく、社会人経験を積んだ人も教師になってほしいです。社会一般の目をもった人が、今の硬直した現場を変えていけるのだと、期待しています。

本記事は、2020年4月11日時点調査または公開された情報です。
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