東京私立高校の女性英語教師の仕事内容・給料レポート

現役もしくは元・公務員へのキャリア・アンケートです。今回は、「東京都」にある「私立高校の先生(英語科)」(女性)に回答いただきました。

仕事内容、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてアンケートしたものを編集して掲載しています。

はじめに

「東京都」にある「私立高校の先生(英語科)」(女性)によるキャリアレポートです。

パネル:レポート者のプロフィール
公務員としての職業・勤務先:高校の先生(英語科) / 東京都にある私立高校(全日制)
性別:女性
雇用体系:非常勤
所有資格:自動車運転免許、中学校一種教員免許(英語)、高校一種教員免許(英語)、英検1級、TOEIC965, TOEFL100

「高校の先生(英語科)」を目指した理由

小学校の頃から英会話スクールに通って英語を身につけた経験から言語習得に興味を持ったことをきっかけに英語教育に強い関心を持ったため。

「高校の先生(英語科)」の仕事内容について

高校1年と高校3年の英語の授業を教えています。

内容は文法とリーディングの授業、ネイティブ講師とのスピーキングの授業になります。文法とリーディングの授業ではそれぞれの教科書があるのでそれに沿う形で、1単元に1-2授業の割合で扱っています。生徒たちは単語帳も持っているのでそのユニットごとの単語テスト、および教科書巻末の動詞の活用の小テストというのも毎週行います。 私は基本的に自作のプリントと教科書を合わせて使う形で、板書を行いながら授業を組み立てています。

ネイティブと行う授業は、ネイティブ講師が先導となる形でそのフォローにつきます。ネイティブ講師は原則日本語を話さないので、生徒の理解が不十分と思われる場合は私が日本語で補足をしたり、アクティビティの見本をしたりする形で参加しています。

非常勤講師はコマ数に応じて給与が出ます。私の担当は1週間に10コマですが出勤日数は週5日です。授業に使うプリントの準備、それらの増刷、小テストや定期試験の採点等の雑務は時給に換算されない現状です。一方で、学年共通の小テストや定期試験は専任の先生方が作成くださるものをいただいて使っています。

「高校の先生(英語科)」の1日の仕事の流れ

1日複数コマ担当する場合

8時: 自宅を出て自転車で通勤
8時半: 学校到着、授業準備
8時40分: 授業(50分)
9時40分: 授業(50分)
10時40分: 授業(50分)
11時40分?13:30 昼休憩、採点等
13時30分: 授業(50分)
14時30分: 採点、記録等、明日以降の授業準備。 プリント増刷、あれば打ち合わせ
15時30分: 終業、自転車で帰宅

1日1コマの日の場合

10時: 自宅を出て自転車で通勤
10時半: 学校到着、授業準備
10時40分: 授業(50分)
11時30分: 採点、記録等、明日以降の授業準備。プリント増刷
12時: 終業、自転車で帰宅
15時:自宅を出て徒歩と電車で塾講師のアルバイトへ
16時~21時: アルバイト先の予備校にて英語の講師として働く
22時: 帰宅

「高校の先生(英語科)」の給料・残業・有給休暇について

1コマ2120円で、週10コマが5日に渡って割り振られています。

交通費は別途支給があります。非常勤ですのでボーナス等はありません。

祝日で学校が休みの日や実力テストや学校行事で授業がない日も休みになり、その時給は加算されません。

この仕事で、働いているときに困ったこと

気になってしまうことはやはり授業外の時間の作業が無給になってしまう点です。時給は経験によって上下するため、初任の私の給与は2000円代前半です。

1授業に対して1時間以上の準備および残業は発生するので、そうすると時給が1000円以下の計算になるところが困ってしまう点ではあります。

実際に働いている中では、やはり生徒が言うことを聞いてくれないこと、私語が多いためにこちらが声を張っていると1コマ終わった頃には声が枯れてしまっていることです。

この仕事や職場でよかったこと

自分が通っていた私立の母校が勤務校なので、多くの先生が顔見知りである点は恵まれています。また、専任の先生方が作ってくださるカリキュラムやプリントを頂戴することもできるので負担が軽減される部分もあります。

非常勤という立場は金銭面等において不安定ではありますが、その分自分の時間が取れるという利点もあります。空いた時間を使って副業のアルバイトをしたり、自らの第二外国語学習に時間を当てたりすることができます。

また、夏休みなどの長期休みが発生するため、旅行に行くなどの時間の使い方も可能です。

「高校の先生(英語科)」の仕事エピソード

感動できる点はやはり生徒の成長が目に見えてわかる点です。子供たちは毎日が変化の連続なので見ていて面白いです。興味のなさそうな態度を取られると凹みますが、そのぶん、わかった!という声が聞けると準備などの大変さも報われてます。言葉を尽くして説明して、それが生徒に通じたときには彼らの目も輝きますし、こちらもとても嬉しくなります。

大変なことはやはり授業準備です。1科目20コマ分のプリントを作るのに何時間もかかります。また、それが計画通りに進むとも限らないので、予定に遅れると焦りますし、帳尻を合わせるのは大変です。 生徒の機嫌もヒシヒシとこちらに伝わって授業の雰囲気を左右しますが、こちらの機嫌も子供たちは敏感に察します。こちらが全て整えて臨まなければいけないというのは大変さでもあり醍醐味でもあります。

「高校の先生(英語科)」の職場恋愛について

私自身は経験はありませんが、同僚の先生方や先輩の先生方には職場恋愛や職場結婚なさる方も多いと思います。教員同士は生徒たちや受け持ちの科目ついて話すのが好きな傾向があるので、そのあたりで話しが合うようです。

また、私の勤務校に関しては私立であることからある程度思想の似た方が集まるためかとも思います。 職場以外だと学生時代やアルバイト時代の友人や知り合い、知り合いの知り合いなどの出会いが多いかと思います。全く新しい知り合いというよりかは、それまでの人脈の中から派生するパターンが多いように思われます。私は現在独身ですが、身の回りの異性はほとんど学生時代の友人とその紹介で出会った知り合いです。

まとめ – 「高校の先生」を目指す方へメッセージ

教員は大変な仕事ではありますが、毎日にやりがいがあります。ぜひ頑張ってください!!

本記事は、2021年1月16日時点調査または公開された情報です。
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