政令指定都市シリーズ第2回「仙台市」について

地方自治体特集 政令指定都市シリーズ第2回は「仙台市」です。

宮城県にある「仙台市」の人口は2018年12月の時点で約109万人と、広島県広島市に次いで国内11番目です。そんな「仙台市」はどんな都市なのか解説します。

「仙台市」について

「仙台市」は、東北地方最大の都市で、宮城県の県庁所在地です。市政100周年となった1989年に、11番目の政令指定都市に指定されました。宮城県のほぼ中央に位置し、約790平方キロメートルの面積に、約109万人の人口を抱えています。県民の半分近くが居住し、県内総生産の55.5%を占めていることから、「仙台市」への一極集中がみられます。

「仙台市」の都心部周囲には「広瀬川」など自然が多く、また、街路樹などの緑が広がっており、通称「杜の都」として親しまれています。市内には5つの行政区(青葉区、宮城野区、若林区、太白区、泉区)があります。「青葉区」、「宮城野区」、「若林区」には、官庁や企業の本社が集中し、流通や工業の中心地区になっています。それに対し、「太白区」と「泉区」は昼間人口が少なく、ベッドタウンとしての様相をみせています。

また、「仙台市」は、2011年の東日本大震災後、復興の拠点となり、防災に力を入れている都市でもあります。2015年には、地下鉄東西線が開業し、様々な開発が活発化しています。
最後に、「仙台市」の気候は、冬は晴天が多く、東北地方としては温暖です。また、夏は海風の影響で気温はあまり上がらず、比較的過ごしやすい都市です。年間平均気温は12.4℃、年間降水量は約1250mmです。

▼参考URL:仙台市のホームページ
http://www.city.sendai.jp/

「仙台市」の成り立ち

「仙台市」の歴史は、1601年1月に「伊達政宗」による「仙台城」建設が始まり、城下町を「千代(せんだい)」から「仙台」に改称したところからスタートしました。1872年には、「仙台県」が「宮城県」となり、「仙台区」が置かれました。そして、1889年に市政が施行され、人口約9万人で当時としては全国8位の「仙台市」が誕生しました。

「仙台市」の地名の由来は、
1) 城を「千代城」と名付けたことが由来とする説
2) 「広瀬川」のアイヌ語「セプ・ナイ(広い・川)」が由来とする説
3) 仙台城のある「川内地区」の音読みが由来とする説
などがありますが、1番の説が広く信じられているようです。

仙台市長「郡 和子」(こおり かずこ)さんはどんな人?

平成29年8月から仙台市長を務める「郡和子」さんは、昭和32年(1957年)3月31日に仙台市で生まれました。昭和54年に「東北放送」に入社し、アナウンサーとしてキャリアをスタートさせ、平成17年の衆議院議員選挙で初当選を果たし、「内閣府大臣政務官」および「復興大臣政務官」を経て、第35代の仙台市長に就任しました。

仙台市の好きな場所は、「秋保大滝、定禅寺通」、座右の銘は、「誠実・果敢」だそうです。

「仙台市」の行政プラン

「仙台市」の行政プランは、目標年次を2020年度とし、「誰もが心豊かに暮らし続けることができる都市、『ひとが輝く杜の都・仙台』」を基本理念として設定しています。また、以下の4つの都市像を掲げ、市民と行政とが共に実現に取り組むとしています。

1) 未来を育み創造する学びの都
2) 支え合う健やかな共生の都
3) 自然と調和し持続可能な潤いの都
4) 東北を支え広く交流する活力の都

まとめ

以上、政令指定都市シリーズ第2回「仙台市」についてでした。

東北地方最大の都市として発展を続けてきた「仙台市」は、過度の人口集中による弊害を克服するため、同心円状に都心・グリーンベルト・住宅地という都市計画を進めてきました。それによって、緑豊かな都心部が形成され、「杜の都」として親しまれてきました。

東日本大震災後、被害を受けた地域などでは、市が主導し、新たな地域産業の開拓を行う復興計画があり、民間企業でも同様の計画が進行しています。同時に近年は、防災に力を入れている都市でもあります。

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本記事は、2020年8月9日時点調査または公開された情報です。
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