「公立中学校」の「英語の先生」に関する仕事内容・給料レポート

公立中学校で常勤講師として働く、キャリア3年の「英語の先生」によるキャリアレポートです。

今回は、その「英語の先生」の仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

公立中学校で常勤講師として働く、キャリア3年の「英語の先生」によるキャリアレポートです。

ちなみに、その方は、中学校教諭1種と、高等学校教諭1種の資格を持っているそうです。

なお、公立中学校のため、地方公務員として勤務します。

「公立中学校の英語の先生」を目指した理由

私が海外生活をしていた際に、互いの文化の違いを認め合い伸び伸びと自分を表現している子どもたちの姿を目の当たりにしました。その時に、周りとの違いに苦しんでいる子どもたちの手助けをしたいと思うようになり、帰国後、教員を目指すようになりました。

「公立中学校の英語の先生」の仕事内容について

公立中学校の常勤講師の仕事は、中学校のどれか1学年に所属し、英語の授業を週18コマ程度担当します。成績付け担当クラス分は1人で行います。

クラスの副担任と校務分掌を担当し、担任が休みの時や出張の際は朝の会や学活、帰りの会を進行します。

校務分掌は、例えば美化委員会では、プリントを用意したり、委員と話し合いながら進めていきます。必要な物品を注文したりすることもあります。

部活は1つ担当しますが、講師の場合は副顧問になる事が多いです。部活の朝練、放課後練習、週末では大体、午前又は午後の練習があります。部活で遠征や練習試合の際は、週末でも1日勤務になります。主に生徒が怪我をしないように見守り、技術面の指導もします。経験がないスポーツの顧問にもなると、指導できるように勉強が必要です。

担当学年が修学旅行や遠足に行く際は、引率し、先生方と連携を取り合って生徒の安全を守ります。事前の打ち合わせで担当を決めますが、それぞれの先生に色んな場面で役割があり、責任を持って担います。

「公立中学校の英語の先生」の1日の仕事の流れ

7時:自動車で通勤
7時20分:到着
7時30分:部活動の朝練習の指導をします(例えばバレーボール部)
それぞれの学校で若干の時間のずれがあります。
8時:職員朝会
8時20分:クラスで朝の会
8時40分:1時限目開始
9時30分:休み時間
9時40分:2時限目開始
10時30分:休み時間
10時40分:3時限目開始
11時30分:休み時間
11時40分:4時限目開始
12時35分:給食
13時5分:清掃(日によっては清掃が朝になったり、放課後に移動したりします。)
13時20分:5時限目開始
14時10分:休み時間
14時20分:6時限目開始
15時20分:クラスで帰りの会
16時:部活動指導(終了時間は季節に寄ります。)
17時30分:下校指導
17時50分:採点や授業準備、事務作業時間
19時:退勤

授業以外の業務状況について

授業以外の業務が多く、教師1人に対しての負担が大きいと思います。

部活指導も朝練や放課後練習は勤務時間外に行いますし、週末も部活動指導がありますが、部活動指導手当はごくわずかです。

「公立中学校の英語の先生」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、公立中学校の英語の先生の月給は手取りで20万円くらいです。支給額は、年齢や学歴によって若干異なります。

また、残業手当はなく、ボーナスは6月と12月の2回で20万円と40万円です。これも年齢によって異なります。また、正規の教諭になるともっと貰えます。

この仕事で、働いているときに困ったこと

困った事は、経験がない部活動の指導をしなくてはいけない事です。

スポーツでしたら本でルールや指導方法を学ぶ事はできますが、技術面は練習時間が必要となります。中々練習する時間も取れず、いきなり指導しなければいけないいけないことも多々あります。

本で学んだスポーツは、口ばかりになってしまい、実際に技術を生徒に見せて指導することが出来ずに信頼性がなくなってしまうことがあり、困ります。

できることなら、部活動は専門の講師に指導してもらいたいです。

この仕事や職場でよかったこと

恵まれていた点は、公務員ということで社会的に信頼がある事でした。退職した後も公務員をしていたということで信頼性があり、次の仕事へ繋がりやすかったです。

また他には、給与の面で、年功序列なので毎年金額が上がっていく事でした。

また、教員同士で年齢が違っていても、同じ学校の生徒を指導する立場の者として、上司・部下の立場ではなく同じ立場で仕事をすることができました。お互いに意見もしやすく、風通しのよい職場環境であったと思います。

「公立中学校の英語の先生」の仕事エピソード

大変だった事は、自分の専門の教科ではない教科を担当しなければいけないこともあることです。

教科の担当の割り振りは勤務学校が決まった時点で決められており、断る事はできません。

専門外の教科を教える前に、授業の研究時間が必要となります。専門外ということもあり初めて教える教科が多く授業準備に時間が掛かり大変でした。

授業中も教科を教えることに集中しすぎて、生徒1人ひとりに目が行き届かない時もありました。そのせいで授業が退屈そうにしている生徒もいました。

諦めずに教科の研究をし、生徒の意見を取り入れながら授業を進めていった所、「楽しい授業」と評判になり、やり甲斐に繋がりました。

学校の先生の職場恋愛について

教員同士で結婚をしている方々が多いです。その場合は、どちらかの実家が近くにあり、子育て時期は実家に頼らないと仕事と家庭を両立できない様です。

また、教員同士で恋愛しているのも多いです。同じ学校に限らず市町村内で恋愛している方が多いです。
職場以外での出会いに関しては、友人の紹介や会食の場での出会いがあります。

他には、年配の教員から同じ年齢くらいの教え子を紹介して頂くというケースもあります。それで結婚した方々も何人かいました。

まとめ ー「学校の先生」を目指す方へメッセージ

教師へ求められるものが多くなってきている時代で大変だと思いますが、生徒と向き合っているとやり甲斐のある仕事です。

本記事は、2018年7月23日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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