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【中学校の先生に聞きました!】仕事でやりがいに思ったこと4つ

どんな仕事にも、その人にとっての「やりがい」というものが存在します。そしてそれは、中学校の先生という職業も例外ではありません。

本記事では、中学校の先生に、仕事で感じたやりがいをコラムにして書いてもらいました。

2019年10月06日更新

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目次
はじめに - 中学校の先生によるコラム
その1:授業について
その2:学級担任について
その3:部活動について
その4:給料について
まとめ

はじめに - 中学校の先生によるコラム

中学校の先生の仕事をする中で、筆者がやりがいを感じた瞬間はたくさんあります。教師という職業は、大変な面も多くありますが、本当にやりがいに溢れた仕事だと思います。

今回は、そんな中でも特に強くやりがいに思ったことを4つ、紹介します。

その1:授業について

中学校は教科担任制であるため、授業は自分の専門分野なので、一番力が入りました。公立の中学校では、勤務する学校によっても、学校内においても、学力差があるため、どのように教えたらわかりやすいか、何年働いてもその都度悩みました。

生徒が一番おもしろいと感じるのは、「わかった、できた」と感じた時であったと思います。だから、生徒の「わかった、できた」をたくさん得られるように、様々な工夫をしました。その工夫がうまくいって、授業での生徒の反応が良かった時、授業の振り返りシートでそのような感想を得られたとき、直接生徒から「英語が好き。もっとがんばりたい。」というような言葉をもらった時、テストの点数が上がった時などは、生徒の喜びを感じ、自分もうれしくなり、やりがいを感じ、もっとおもしろい授業にしようというモチベーションになりました。

その2:学級担任について

学級担任は1年間同じ生徒たちと同じ教室で一緒に生活することで、生徒やその保護者のことをよく知り、いい時も悪い時もかかわることができる存在であると思います。

だから、生徒と心が通じ合わずしんどいと思うことも正直たくさんありました。思春期の生徒の集団をまとめるのはとても難しかったです。しかし、日々の生活のちょっとした活動(休み時間や給食、掃除など)で話をする中で、関係性が徐々に深まっていったり、行事ごとでみんなで考え、実践したことがうまくいって生徒が喜ぶ姿を見たりしたときは、自分もうれしくなり、やりがいを感じました。

生徒が自分自身のことで悩んでいたり、生徒同士のことで困ったりしていることを解決する手助けをできた時もやりがいを感じていましたが、その後を見守っていかなければいけないなと身の引き締まる思いも同時に感じていました。

学級には必ず長期欠席をする生徒が1人はいました。長期欠席にも、人間関係(教師と生徒、生徒同士)、環境(学級、進学、進級)など、理由は様々でした。長欠の生徒との人間関係を作ることは1番難しかったように思います。

長欠の生徒は、「自分が休んでいることは悪いこと」と思い、なかなか自分のことを話さない事が多かったです。保護者は「普通に学校にいってほしい」と思うし、生徒の気持ちとの折り合いも複雑だなと感じていました。

しかし、家庭訪問を何度も行い、生徒と保護者と人間関係を作っていったり、たまにクラスの生徒や別の先生からの働きかけをもらったりすることで、長欠の生徒が少しでも前向きになったり、登校したいと思ったり、登校するという結果に結びついたときはやりがいを感じました。

学級担任をしていて、最大の感動を得られるのは卒業式でした。特に3年間同じ学年でかかわった生徒たちの卒業式はとても感動しました。自分が教師になりたての頃、いろいろうまくいかず、やめたいと毎日思っていた時に、先輩の先生から、「教師の仕事は1094日(3年間マイナス1日)しんどいけど、卒業式には今までに感じたことのないような感動がある。」と教えてもらいました。

正直「いやいや、それはおおげさやで。」と思っていましたが、実際に初めて3年間もった生徒の卒業式後、大号泣でした。ちょっと荒れていた学校だったので、卒業式の2日くらい前から学年の委員長たちとの話し合いや学年集会などで「みんなでがんばって、ちゃんとして、いい卒業式にしよう」というようなことを訴えたり、がんばる委員長たちの姿を見たりして泣いていました。卒業式当日は、完ぺきではなかったとは思いますが、いろんな面で生徒ががんばってくれ、3年間のまとめをしっかりしてくれて、とても感動しました。

そして、卒業式後、生徒や保護者の方々から「ありがとう」と今までいわれたことがないくらいたくさん感謝の言葉をもらい、また大号泣しました。その後、「これもはじめてやったからやな」と思っていましたが、次に3年間持った生徒の卒業式もそれはそれで感動しました。3年間もった生徒の卒業式は、本当に感動的で、「この仕事をしてよかった」と、やりがいを感じました。

その3:部活動について

部活動では個々の生徒を、3年間指導することができ、成長をみることができるというのが最大の魅力でした。

みんな同じ1つのことをやってみたい、がんばりたい、うまくなりたい、強くなりたいなど、目的をもって入ってくるので、1番指導はしやすかったように思います。また、部活動では先輩後輩という学年を超えた関係もできるため、人間関係も学ばせることができる機会であると思います。しかし、そんな生徒たちも子どもなので、しんどい、さぼりたい、先生が見てないときはだらだらしようなどということが出てくるのもよくあることでした。そのたびに話をしたり、部長や副部長など上級生を動かしたりし、また、まとまってがんばろうとチームの活気をつけることができたときはやりがいを感じました。

生徒のモチベーションは試合前になると1番あがっていました。そこは生徒を指導して、チームを高めるチャンスであったと思うので、試合に向けての練習を工夫したり、試合で結果を残せたり、結果が出なくても次につながる何かを生徒が見出したりできたときは生徒やチームが達成感を持ち、成長できたと思い、やりがいを感じました。

その4:給料について

中学校の先生として生徒の成長もうれしいですが、お給料をもらうことはモチベーションがあがり、やりがいを感じました。

公務員なので、お給料は安定していて、ボーナス(月給の2倍弱くらい)が年に2回あり、昇給(5000円くらい)も1年に1回ありました。男性はどうかわかりませんが、女性としては、一般企業の総合職でもらうくらいの額をもらえることができたので、1人暮らしもできたし、貯金もできたし、長期の休みが取れたときは海外旅行に行くなどの余裕もありました。

感覚としてはたくさんお給料がもらえるなと思っていたので、しんどくなったときや、やめたいなと思った時なども給料明細をみて、またがんばろうと思うこともありました。だから、お給料をもらうこともやりがいの1つであったと思います。

まとめ

いかがでしたか?

中学校の先生の仕事をする上で、筆者が特にやりがいに思ったことを紹介しました。

今回紹介した事例に留まらず、教師という職業は、多くのやりがいを見つけられます。

教師を目指している方、教師のやりがいとはどんなものか知りたい方は、ぜひこの記事をご参考ください。

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