神奈川県の公立小学校の先生(図画工作科・家庭科)の仕事内容・給料レポート

現役もしくは元・公務員へのキャリア・アンケートです。

今回は、「神奈川県」にある「公立小学校の先生(図画工作科・家庭科)」(女性)に回答いただきました。

仕事内容、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてアンケートしたものを編集して掲載しています。

はじめに

「神奈川県」にある「公立小学校」の先生(図画工作科・家庭科)」(女性)によるキャリア・アンケートです。

レポート者のプロフィール

公務員としての職業・勤務先:小学校の先生(図画工作科・家庭科)/ 神奈川県にある公立小学校
性別:女性
雇用体系:臨時的任用職員(常勤)
所有資格:自動車運転免許、小学校教諭一種免許(全科)、中学校・高等学校教諭一種免許(国語)

「小学校の先生」を目指した理由

自身の小学校時代が充実しており、担任の先生に憧れていたため、小学校のころからの将来の夢となっていました。

また、勉強が得意だったこともあり、授業後にわからなかった部分を同級生に教えることが多く、同級生が分かるようになることに喜びを感じていました。

「小学校の先生(図画工作科・家庭科)」の仕事内容について

小学校教諭として、2.3年生の図画工作科と5.6年生の家庭科を担当していました。

常勤でしたが、担任をもつことがなかったため、2教科で合計10クラスを受け持ちました。結果的に低学年から高学年まで幅広い児童と接することになったため、学年の発達段階に応じて話し方や使う言葉を選んでいました。

図画工作については、絵と工作を交互に行いながら、行事などに応じて教科書内の単元を入れ替えて授業を進めました。低学年だったこともあり、技術的な指導よりは自由に楽しく表現することを意識しました。

家庭科については、調理の基本や裁縫、ミシンの基本を教えました。刃物や火を使う授業となるため、安全面に一番気を配りました。保護者ボランティアを活用する学校だったため、調理実習やミシンを使う際などには多くのボランティアの方に来ていただきました。

その他、音楽クラブの担当もしており、音楽教諭と共に朝の歌練習を運営していました。放課後のクラブはバスケットボールクラブで指導に当たりました。

「小学校の先生(図画工作科・家庭科)」の1日の仕事の流れ

6時半:自宅を出て電車で通勤
7時半:音楽クラブの朝練
8時:授業が始まるまで職員室か家庭科室にて授業準備
8時半:始業
1.2時間目 6年生の家庭科
中休み(約20分):基本的に次の授業の準備 ※時々児童たちと一緒に校庭で遊んだり、作業が遅れている子にミシン指導をしたりしていました。
3.4時間目 3年生の図画工作 昼休み(約1時間) ※必要に応じてミシン指導
5.6時間目 5年生の家庭科
放課後:帰宅指導(門の前)
16時以降:事務作業等 教材研究、教室の掲示物作成・貼り付け、次の日の準備
18時:退勤、電車にて帰宅
19時:帰宅 家庭科も図工も道具を使うことや、洗い物などが必要なことが多かったため、基本的に授業の準備と片付けに時間がかかりました。

「小学校の先生(図画工作科・家庭科)」の給料・残業・有給休暇について

残業代はないため、月給22万のみ。ボーナスは春に約15万、冬に約30万で年収310万円でした。

担任ではなく、教科担当だったこともあり、残業は少なかったです。有給休暇は児童の夏休み中に1週間程度とり、海外旅行に行けました。

この仕事で、働いているときに困ったこと

発達障害の子どもたちとのかかわり方が難しかったです。特に、担任ではなく教科担当だったため、普段の授業の児童の様子がわからず、担任の先生との連携が必須でした。 安全面などもあり、常に児童全体を配慮しなければならず、発達障害児への個別支援がなかなかできなかったことが困りました。

また、ボランティアで来てくださる保護者との関わりで、クラスによって集まり度合いが異なることから、オペレーションが大変でした。例えば、想定より多くなった時にボランティアの方の手があかないようにも気を付ける必要がありました。

この仕事や職場でよかったこと

公務員のため福利厚生がしっかりしている一方で、残業代が出ないため、学校の雰囲気(残業する教員が多いかどうか)などに左右されやすいとよく聞きます。 幸い、勤務校は残業は人それぞれ、というスタイルだったため、あまり残業をしなくて済みましたが、隣の学校は遅くまで帰れない雰囲気があるとのことでした。

また、夏休み中は水泳指導などを除けば児童の登校がないため、比較的まとまった休みがとりやすいように思います。 基本的には子どもが好きで情熱をもった人々が多いので、人間関係で困ることも特にありませんでした。 他の学校との教材研究研修などで、同じ学校以外の人とも知り合える機会があり、刺激になります。

「小学校の先生(図画工作科・家庭科)」の仕事エピソード

感動したことは、問題児とされていた子どもとの関わり合いの中で、少しずつ信頼関係が築け、最終的に成長した姿を見られたことです。 前年度に教員への暴力行為があった5年生の男の子が、最初は話もきかず、授業中も立ち歩き、暴言を吐くことが多かったのですが、 彼の良いところを探し、得意なことを伸ばせるよう指導を心掛けました。

すると、1年が終わるころには授業後の片づけを自主的に片づけてくれたり、 授業以外でもよく話しかけてくれるようになりました。授業も妨害することなく、周りに馴染め、楽しく取り組んでいる様子が伝わってきました。 最初は正直なところ、自分も暴力をふるわれたらどうしようなどの不安はありましたが、恐れず、真摯に向き合うことで、子どもの心にはきちんと伝わることがわかり感動しました。

小学校での職場恋愛について

職場恋愛は多いと思います。実際、教員の友人は教員同士の結婚ばかりです。

教科、学年、部活など、さまざまな担当があるため、学校内外問わず、色々な教員と関わる機会があります。 新任者研修で知り合われることも多いと聞きます。

学校内では、学年担当が1・2年ごとに変わりますので、その都度関わる人が大きく変わるのも要因です。 職場以外では、学生時代から付き合われていたり、趣味などを通して知り合うこともあるようです。

まとめ – 「小学校の先生」を目指す方へメッセージ

大変な仕事ですが、やはり子どもの成長がみられたときや、良い関係が築けたときは何物にも代えがたい喜びとなります。

本記事は、2020年5月5日時点調査または公開された情報です。
記事内容の実施は、ご自身の責任のもと、安全性・有用性を考慮の上、ご利用ください。

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