- 2020年9月2日
公務員試験に出てくる学者・思想家の徹底解説(1) 〜K.マルクス〜
現役大学講師として、公務員試験対策に現在も関わっている著者が、公務員試験に出題される学者や思想家について解説するシリーズです。
第1回は、K.マルクス(1818~1883)をとりあげます。彼は、教養試験の社会科学の経済や社会と人文科学の倫理・思想、そして専門試験の政治学・社会学などで出題が予想される重要人物です。
また、「マルクス主義」という言葉があるように、後世の研究者がこぞってマルクスの主著を読み解釈をするなど影響が多大だった人物といえます。他方、公務員試験で出題される主張点は限られていますので、本記事では、そこにフォーカスして点数が取れるようにお伝えしていきます。