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【地方上級】「政令指定都市」全20都市一覧・まとめ

【地方上級】「政令指定都市」の「都市」について、まとめました。「政令指定都市」は、全国には20箇所あり、都道府県庁よりも市民に近く、他の市町村よりは人口規模・商業の中心などその存在は周辺都市や日本との関連も大きく深くものになっています。今回は、その政令指定都市について解説します。

2018年01月29日更新

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目次
政令指定都市とは?とその一覧
北の観光大都市「札幌市」
東北唯一の政令指定都市「仙台市」
大合併で誕生した巨大ベッドタウン「さいたま市」
都会の暮らしと自然が共存する都市「千葉市」
日本最大の人口を抱える初代政令指定都市「横浜市」
工業都市から、巨大住宅都市へ「川崎市」
東京にもアクセス良好な神奈川第3の都市「相模原市」
陸海空の交通網と田園が広がる「新潟市」
東海道の歴史と伝統が息づく「静岡市」
産業都市として発展した出世の聖地「浜松市」
日本の中心に位置する初代政令指定都市「名古屋市」
日本の文化の中枢である国際観光都市「京都市」
日本の「副首都」を目指す西日本のリーダー都市「大阪市」
大阪第2の工業と文化の都市「堺市」
歴史ある港が美しい観光都市「神戸市」
中四国地方と近畿地方を結ぶ中枢都市「岡山市」
世界に平和への思いを発信する水の都「広島市」
歴史ある工業都市からシニアの理想郷へ「北九州市」
国際観光都市と住みやすいコンパクトシティの二つの顔「福岡市」
自然豊かな歴史都市として新たな章を歩み出したばかり「熊本市」
まとめ
「地方上級公務員」の採用先、「政令指定都市」の一覧まとめ

政令指定都市とは?とその一覧

「政令指定都市」とは、「政令で指定する人口50万以上の市」と、地方自治法で規定されている都市のことを指します。「政令指定都市」の他に、「指定都市」や「政令市」「指定市」などと呼ばれることもあります。

政令指定都市は道府県と同等の行政能力、財政能力を持つと言われています。一般の市と同じように市民の生活に密着した行政サービスを提供するのはもちろん、近隣都市や、全国の都市をあらゆる面でリードする役割も担っています。

また、一般の市では都道府県に任せている事務の一部を政令指定都市の事務として扱っていたり、市の中を複数の行政区に分けて区役所を置いたりするのも政令指定都市の特徴といえます。

20の政令指定都市一覧

全国の20の政令指定都市を地方別に一覧にしてまとめると下記のとおりです。

・北海道地方(1)札幌市
・東北地方(1)仙台市
・関東甲信越地方(6)さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、相模原市、新潟市
・中部地方(3)静岡市、浜松市、名古屋市
・関西地方(3)京都市、大阪市、神戸市
・中国地方(2)岡山市、広島市
・九州地方(3)北九州市、福岡市、熊本市

それでは、具体的な各都市について、解説していきます。

北の観光大都市「札幌市」

「札幌市」は北海道一の人口を抱える大都市です。現在の約190万人の人口は北海道の全人口の3割に匹敵し、全国では5番目の都市で、1972年に政令指定都市に指定されています。地理的には石狩平野の南西部に位置し、新千歳空港には全国からの航空便が発着し、国内外から多くの観光客も訪れています。

市内には、中央区、北区、東区、白石区、厚別区、豊平区、清田区、南区、西区、手稲区の10の行政区があり、札幌市に採用されると、市役所のほかそれぞれの区役所で働く可能性もあります。市役所などをはじめとした市の機関には、市職員約14,000人が勤務しています。

>札幌市役所のホームページ
http://www.city.sapporo.jp

東北唯一の政令指定都市「仙台市」

「仙台市」は宮城県最大の都市であり、東北地方唯一の政令指定都市です。宮城県の県庁所在地でもあり、現在約108万人の人口を抱えます。宮城県のほぼ真ん中に位置しており、地理的にも宮城県の中心として他の自治体をリードする存在と言えます。大都市でありながら自然が豊かなことから「杜の都」という通称も親しまれています。

市内には、青葉区、宮城野区、若林区、太白区、泉区の5つの行政区があります。市職員として、市役所や区役所をはじめ消防局、市立病院などに合計約9,500人が勤務しています。2011年の東日本大震災で大きな被害を受けたことから、防災に力を入れている都市でもあります。

>仙台市市役所のホームページ
http://www.city.sendai.jp

大合併で誕生した巨大ベッドタウン「さいたま市」

「さいたま市」は埼玉県の県庁所在地でもある最大の都市であり、人口が120万人を超える、全国では9番目の大都市です。埼玉県の南西部に位置しており、東京都心部への通勤・通学圏内であることから、ベッドタウンとして多くの住民が暮らしています。中山道の宿場町として栄えた歴史を受け継いだ現代でも鉄道の路線が充実しており、東西南北からのアクセスが可能です。

2001年に浦和市、大宮市、与野市が合併して誕生したさいたま市は、2003年に全国では13番目の政令指定都市になりました。また、2005年に岩槻市とも合併し、関東では横浜、川崎に次ぐ大都市として成長しています。市職員数は、約13,000人で、10の行政区を抱えています。行政区には、西区、北区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区、岩槻区があります。

>さいたま市市役所のホームページ
http://www.city.saitama.jp/index.html

都会の暮らしと自然が共存する都市「千葉市」

「千葉市」は千葉県の県庁所在地で、人口は約97万人の全国12番目の大都市です。1992年に全国では12番目に政令指定都市になりました。中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区、美浜区の6つの行政区に分かれており、人工海浜が連なる美しい海岸が特徴的な都市です。

千葉市は東京へ40キロメートルという近さでありながら、関東の都市の中では人口に対する公園の面積がもっとも広く、緑豊かな住環境が楽しめることから、都会的な面と、自然豊かな面という二面性を持っています。千葉市の職員数は約6,000人で、市役所や各区役所などで勤務しています。

>千葉市市役所のホームページ
http://www.city.chiba.jp/index.html

日本最大の人口を抱える初代政令指定都市「横浜市」

「横浜市」は日本で最も多い370万人以上の人口を抱える都市で、神奈川県の県庁所在地です。京都市や大阪市など他の4都市と共に、初代の政令指定都市として歴史を歩んできました。行政区の数も18区と全国では2番目に多く、市の職員数としても約20,000人という多くの方がそれぞれの機関に勤務しています。

古くから港町として栄えた横浜市は、異国情緒あふれる景観の良さから観光客も多く集まります。また、タワーマンションなどの高層集合住宅の開発をはじめとした住宅の整備も進んでおり、巨大な人口の暮らしを支えています。横浜市職員は多くの他の道府県を超えるほどの市民に向けて、行政サービスを提供する必要があり、その業務は横浜市特有の規模と言えるでしょう。

>横浜市市役所のホームページ
http://www.city.yokohama.lg.jp

工業都市から、巨大住宅都市へ「川崎市」

「川崎市」は神奈川県のナンバー2の人口を抱える大都市です。政令指定都市になったのは1972年で、現在では約150万人の人口を抱える全国7番目の都市です。多摩川を挟んだすぐ対岸が東京都のため、都心へのアクセスも良好なことから、市内を縦横無尽に走る各鉄道路線沿線を中心に集合住宅の開発も進んでいます。

川崎市の行政区は7つに分かれており、川崎区、幸区、中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区という名称です。川崎市職員の人数は約13,000人で、人口1万人に対し、90人ほどの職員が対応しているという計算になります。川崎市の近年の人口増加は他の都市に比べても大きく、今後も市の職員による行政が行き届くよう期待されます。

>川崎市市役所のホームページ
http://www.city.kawasaki.jp/index.html

東京にもアクセス良好な神奈川第3の都市「相模原市」

「相模原市」は神奈川県第3の都市で、人口は神奈川県で3番目に多く、政令指定都市になったのも横浜市、川崎市に次いで神奈川県で3番目でした。政令指定都市に入ったのは2010年で、全体でも19番目と比較的新しいと言えます。相模原市は神奈川県の北部に位置し、北側は東京都の多摩地区と接しています。東京都心へのアクセスと、神奈川県の中心部・横浜へのアクセスが両方とも良好なことから、住みたい街として栄えています。

相模原市の市職員数は約4700人で、緑区、中央区、南区の区役所などで勤務しています。また、相模原市はJAXAの研究施設がある全国の5市2町と連携して『銀河連邦』というプロジェクトに参加し、宇宙開発教育にも力を入れていることから、宇宙にまつわる業務にも関われるかもしれません。

>相模原市市役所のホームページ
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/index.html

陸海空の交通網と田園が広がる「新潟市」

「新潟市」は2007年に浜松市とともに政令指定都市になりました。人口は約80万人で、全国では15番目に多い都市です。新潟県の県庁所在地として、道路や新幹線、国際空港や古くから栄えた港湾など、陸海空すべての交通が整備された都市ですが、一方で日本の米どころとして広大な田園も兼ね備えた、農業都市でもあります。

新潟市には、北区、東区、中央区、江南区、秋葉区、西区、南区、西蒲区の8つの行政区があり、市職員数は公営企業等の職員も含めると約7,400人です。近年では新潟市へのUターン、Iターンなど、移住支援事業にも力を入れており、移住に関わる業務に携わる職員もいるようです。

>新潟市市役所のホームページ
http://www.city.niigata.lg.jp/index.html

東海道の歴史と伝統が息づく「静岡市」

「静岡市」は静岡県の県庁所在地で、2005年に全国で14番目の政令指定都市になりました。人口は約70万人で、静岡県では浜松市に次いで2番目に多く、全国の政令指定都市の中では20番目と、1番人口が少ない都市です。静岡県の中部に位置しており、南北に広がっているため、南は駿河湾、北には南アルプスに面する自然豊かな都市です。

静岡市には、葵区、駿河区、清水区の3つの行政区があります。葵区の「葵」は徳川家の家紋である葵の葉が由来にもなっており、徳川家康大御所時代の城下町だったという歴史を受け継いでいます。歴史と伝統が息づく静岡市で働く市職員の人数は約6,000人です。

>静岡市市役所のホームページ
http://www.city.shizuoka.jp/index.html

産業都市として発展した出世の聖地「浜松市」

「浜松市」は静岡県で最大の約80万人の人口を抱える都市です。2005年に天竜川、浜名湖地域の12の地町村が合併し、現在の80万人都市が誕生し、2007年には新潟市と共に新たに政令指定都市へと移行しました。港湾と鉄道、道路などの交通利便性が高いことから、古くから産業都市として発展してきた浜松市は、現在でも静岡県のみならず日本の経済を支える経済都市だと言えます。

浜松市の行政区は、中区、東区、西区、南区、北区、浜北区、天竜区の7つあり、市の職員数は約5,300人です。徳川家康が「浜松城」を築城してから出世したという歴史から「出世の街」「出世の聖地」などとも呼ばれているそうで、浜松市職員の出世の状況も気になるところです。

>浜松市市役所のホームページ
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp

日本の中心に位置する初代政令指定都市「名古屋市」

「名古屋市」は愛知県の県庁所在地で、県の西部に位置しています。全国で第3位の人口約230万人を抱える巨大都市であり、1948年に誕生した初代政令指定都市のひとつです。日本のほぼ中央に位置する地理条件から、東京と関西を結ぶ重要な中継地点として、中部地方の政治、経済、文化の中枢を担っています。また、市の南部にある名古屋港は貿易黒字額日本一を誇る国内トップクラスの国際総合港湾です。

市内の行政区は16区あり、市職員数は国内最大級の約24,000人です。南海トラフ地震に備える各区の防災課などの仕事は未来の名古屋市民の安全のために急務となっています。また、2027年予定のリニア中央新幹線の開通を見据えて、観光都市としての整備も各区で進んでいるようです。

>名古屋市市役所のホームページ
http://www.city.nagoya.jp

日本の文化の中枢である国際観光都市「京都市」

「京都市」は京都府の県庁所在地で、全国で8番目の約147万人の人口を抱えています。政令指定都市になったのは1948年で、5市ある初代政令指定都市のひとつでした。国際的にも有名な観光都市であることはよく知られているところですが、最近では遅くとも2021年中に国の機関である「文化庁」が京都市に移転することが決まり、国の文化の中枢として、ますますの発展が期待されています。

京都市の行政区は11に分かれており、市の職員数は約13,000人です。海外からの観光客誘致や国際会議の誘致などの国際的な業務から、市民生活を支える業務まで、幅広い業務経験ができる都市だと言えます。

>京都市市役所のホームページ
http://www.city.kyoto.lg.jp

日本の「副首都」を目指す西日本のリーダー都市「大阪市」

「大阪市」は1948年に指定された初代政令指定都市のひとつであり、大阪府の県庁所在地です。人口は約270万人で、全国では横浜市に次ぐ第2位の多さを誇ります。政治、経済でも西日本をリードする都市である大阪市は、常に様々なトピックを抱えており、大阪市職員になるとその最先端の業務に関わる可能性があります。現在は日本の「副首都」を目指すプロジェクトや、2025年に「日本万国博覧会」を誘致するプロジェクトなどが動いているようです。

大阪市民の暮らしを支える各行政区の区役所は国内最大の24ヶ所あります。市職員数はやはり国内最大の約32,000人ですが、前年より約3,000人削減されています。大阪府との二重行政解消を目指すなど、政治・行政的にも度々ニュースなどに取り上げられる大阪市での業務は、そもそも都市の行政とはどうあるべきかその根本を見直すような機会を得られるかもしれません。

>大阪市市役所のホームページ
http://www.city.osaka.lg.jp/index.html

大阪第2の工業と文化の都市「堺市」

「堺市」は大阪府の中央からやや南よりに位置する大阪第2の都市です。人口は約84万人おり、全国では14番目の多さです。2006年に全国で15番目の政令指定都市になりました。大阪湾に面しており、中世から海外貿易が盛んだった歴史を背景に工業が盛んなこと、泉北ニュータウンの整備が進んだことから人口が集まり、現在のような巨大都市に発展しました。

堺市の行政区は、堺区、北区、西区、中区、東区、美原区、南区の7つに分かれています。堺市は大阪府の文化の中枢都市としての役割もあり、市内の百舌鳥の古墳群は45基もの古墳が現存する貴重な古墳群です。大阪府などと共同で世界遺産認定を目指し活動しており、世界遺産に関わる業務もあるようです。そのような業務に関わる可能性のある堺市の市職員数は約5,500人です。

>堺市市役所のホームページ
http://www.city.sakai.lg.jp/index.html

歴史ある港が美しい観光都市「神戸市」

「神戸市」は兵庫県の県庁所在地であり、兵庫県の南部に位置しています。全国の市で6番目の約153万人の人口を有します。古くから国際貿易港として栄えた神戸港の発展と共に成長した都市であり、1948年に指定された初代政令指定都市のひとつです。

神戸市は東灘区、灘区、中央区、兵庫区、北区、長田区、須磨区、垂水区、西区の9つの行政区に分かれています。1995年に発生した阪神・淡路大震災の被災から、市役所などがリーダーとなって「まちづくり」を推進し、現在の日本を代表する観光都市の姿まで復興を遂げたことは都市行政のモデルとも言えるでしょう。現在は約14,000人の市職員の方が業務にあたっています。

>神戸市市役所のホームページ
http://www.city.kobe.lg.jp

中四国地方と近畿地方を結ぶ中枢都市「岡山市」

「岡山市」は中国地方を代表する政令指定都市で、岡山県の県庁所在地です。位置は岡山県の南東部で、瀬戸内海に面しています。「晴れの国」という呼称もあるほど春秋は特に快晴の日が多く、温暖な気候に恵まれています。人口は約72万人で、政令指定都市20都市の中では19番目ですが、岡山県では最も多い人口を抱えています。2009年に全国で18番目の政令指定都市へと移行しました。

岡山市の行政区は、北区、中区、東区、南区の4つで、市の2017年の職員数は約8,400人で、前年より主に教育部門で3,000人増員しています。これは、岡山県が雇用していた教職員を岡山市に移管したためのようです。道路や新幹線、フェリーなど交通の便がよいことから、近畿地方、四国地方からの交流人口も多く、周辺地域の経済の中心地として発展してきましたが、近年では他都市からの移住支援にも力を入れているようです。

>岡山市市役所のホームページ
http://www.city.okayama.jp/index.html

世界に平和への思いを発信する水の都「広島市」

「広島市」は中国・四国地方で最大の約120万人の人口を有する都市で、広島県の県庁所在地です。広島県の西部に位置し、瀬戸内海に面しています。かつては市のほとんどが海だったところに川をつたって土砂が積まれ、現在の土地ができた名残で、市内には現在も6つの川が流れており「水の都」とも呼ばれています。政令指定都市に移行したのは1980年のことで、全国では10番目でした。

広島市には、安佐北区、安佐南区、佐伯区、東区、西区、中区、南区、安芸区の8つの行政区があります。市職員数は約14,000人です。広島市が被爆体験を原点に率先して取り組んでいる平和教育、事業は日本国内のみならず世界の国々をリードする国際的なものです。そのほか、国内トップレベルのスポーツチームを抱えることからスポーツ振興にも力を入れるなど、行政に特色のある都市のひとつです。

>広島市市役所のホームページ
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/index.html

歴史ある工業都市からシニアの理想郷へ「北九州市」

「北九州市」は九州の最北端、福岡県の北部に位置する都市です。人口は約95万人で、全国と市では13番目、福岡県では2番目の多さです。1963年に北九州市が発足し、同年に政令指定都市へ移行したのですが、福岡市よりも早い全国では6番目の指定都市となりました。世界文化遺産の「官営八幡製鉄所関連施設」があるなど、日本の工業を歴史的にリードしてきた都市です。

北九州市には7つの行政区があり、それぞれの区の名称は、門司区、小倉北区、小倉南区、若松区、八幡東区、八幡西区、戸畑区です。2016年に民間雑誌により調査された「50歳から住みたい地方ランキング」では1位を獲得するなど、シニア世代の移住先として注目を集めており、従来の工業都市から移住したい都市へとイメージが変わりつつあります。移住政策など地方創生に関する北九州市の行政は、約8,000人の市職員によって進められています。

>北九州市市役所のホームページ
http://www.city.kitakyushu.lg.jp

国際観光都市と住みやすいコンパクトシティの二つの顔「福岡市」

「福岡市」は福岡県の県庁所在地で、福岡県の北部に位置しています。人口は約155万人で九州では1番多く、全国でも5番目です。現在でも大幅な人口増加を続けており、地方都市の中では珍しい傾向です。1972年に、札幌市、川崎市と共に政令指定都市に加わりました。街の中心部からのアクセスの良さがアジア1を誇る福岡空港や、クルーズ船寄港全国1の博多港など、交通の利便性が高く国内外からの観光客を集める観光都市です。

福岡市の行政区は、博多区、東区、城南区、早良区、中央区、西区、南区の7つに分かれており、市の職員数は約9,500人です。国際会議の誘致にも力を入れており、旅行者の満足度も高いことから、来訪者への配慮した行政も進められている一方で、市民への住みやすさも重視し、世界の住みよい都市ベスト7に入るなど、内へ向けた行政と、外へ向けた行政のバランスが取れた都市だと言えます。

>福岡市市役所のホームページ
https://www.city.fukuoka.lg.jp

自然豊かな歴史都市として新たな章を歩み出したばかり「熊本市」

「熊本市」は熊本県の県庁所在地で、熊本県の西北部に位置しています。人口は約73万人で、全国の市の中では17番目です。政令指定都市に移行したのは2012年で、最も新しい20番目の政令指定都市です。2016年に発生した熊本地震からの復興事業は市を挙げての取り組みであり、被災した経験から防災・減災を目指したまちづくりが進められています。

熊本市の行政区は中央区、東区、西区、北区、南区の5つです。市職員数は約6,300人です。サービス業を中心に、IC産業なども盛んなほか、豊かな自然と都市が融合した都市型農業など、特色ある産業が住民の暮らしを支えています。被災を乗り越え、歴史と伝統を受け継いだ新しい都市へと進もうとしている熊本市の行政は挑戦
する活気に満ちていると言えるでしょう。

>熊本市市役所のホームページ
http://www.city.kumamoto.jp/default.aspx

まとめ

このページでは全国20ある政令指定都市について、一覧で簡単に紹介していきました。公務員の就職先としても人気の高い政令指定都市は、それぞれに特色があり、関われる業務も様々です。

その都市の人口の規模や行政区の数などによって、市の職員数が大きく異なっています。それによってもちろん採用数も大きく変わりますので、確認しておくと良いでしょう。また政令指定都市へと移行した歴史や、産業について知ることで、その都市がなぜ現在の姿まで発展したのか背景を知ることができます。

公務員試験の筆記対策も必要ですが、自身がなぜその都市に魅力を感じ、その都市でどんな行政に関わりたいのか、他の都市とも比較してよく考えておくことが、採用につながっていく力になっていくでしょう。

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