公務員試験対策(教養・専門)– category –
本カテゴリ「公務員試験対策(教養・専門)」では、国家公務員試験及び地方公務員試験で出題される試験全般や各試験科目についての試験対策や勉強・知識について解説します。
公務員試験の一次試験である教養試験(基礎能力試験)や専門試験、二次試験である専門試験(記述式)や面接・人物試験、論文試験についてや、その他特別な英語試験や三次試験、身体検査・身体測定などについてまとめています。
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教養試験
奈良を中心にして花開いた仏教文化、飛鳥・白鳳・天平文化とは
仏教文化 仏教の伝来と興隆 中国大陸から朝鮮半島を経て、日本に様々な新しい文化が伝来します。その中で日本に大きな改革をもたらすことになったのが新興宗教の「仏教」です。 現代でこそ日本にしっかり根付いている仏教ですが、6世紀後半から7世紀にかけ... -
教養試験
謎に包まれた4世紀を含め、およそ400年続いた古墳文化とは
縄文時代、弥生時代に続くのが「古墳時代」になります。年代的には3世紀の半ばから7世紀にかけてのおよそ400年を古墳時代と呼びますが、詳細が記されておらず、わからないことも多くあります。 古墳というのは大王や豪族といった権力者の墓です。「前方後... -
教養試験
公家文化と武家文化の融合・室町文化(北山文化・東山文化)
日本の歴史を紐解いていくと、その時代の特徴を背景にした文化が誕生し発展していることを知ることができます。古くは天平文化や国風文化、江戸時代の元禄文化や化政文化などに分けられます。 室町幕府が存在していた1336年から1573年にかけて公家や武家を... -
教養試験
武士の気風を反映した新しい文化の誕生・鎌倉時代の文化・仏教・経済
鎌倉時代といえば、本格的な武家政権「鎌倉幕府」が誕生した時代です。征夷大将軍となった源頼朝は関東に幕府を開きました。これまでは京都が政治の中心でしたが、源頼朝はそれを大きく変えたのです。 またこの鎌倉時代を象徴する出来事としては、新しい仏... -
教養試験
新興勢力の台頭による豪華で壮大な「安土・桃山文化」
鎌倉文化、室町文化(北山文化・東山文化)に続くのが、「安土・桃山文化」になります。単に「桃山文化」と呼ぶこともあります。時期的には、「織田信長」「豊臣秀吉」が台頭し、天下統一に向けて激動の時代となる16世紀後半から17世紀の始めです。 実に短... -
教養試験
日本の高度経済成長とは?終戦10年待たずおきた「東洋の奇跡」について
「東洋の奇跡」といわれた日本の「高度経済成長」について 1945年(昭和20年)8月15日に日本はポツダム宣言を受諾し、アメリカ・イギリス・ソビエト連邦・中華人民共和国といった連合国に降伏します。第二次世界大戦の終結です。 日本は国力のすべてをつぎ... -
人物試験(面接)・論文試験・討議試験
【面接試験対策】面接のチカラUP方法 – 面接の目的とテクニックまとめ
そもそも就活の「面接」とはどんなもの? あるメーカーの人事課長などは、「考えてみれば、自己PRを人前で話すなんて、あなたがどれだけ図々しいか聞いてやるから言ってみろ!というようなものですよね」と話していました。しっかりと自分の主張をする欧米... -
教養試験
【公務員試験重要科目「憲法」】「日本国憲法」の全文解説第二章「憲法9条」
日本の憲法、第二章は「戦争の放棄」についてです。第9条のみです。 第9条は戦争の放棄、平和主義について 第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決す... -
公務員試験対策全般
【公務員試験重要科目「憲法」】「日本国憲法」の全文解説 第一章
第1条は、「天皇の地位」と国家の「主権」が誰にあるか? 第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。 ーーー 日本国憲法の第一条では、「天皇」の位置づけと、国の政治の方向性を最... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】第二次世界大戦の勃発と拡大、各国の動きと思惑(後編)
前回お伝えしましたように、ドイツのポーランドへの侵攻から端を発した侵略戦争は瞬く間に世界に広がっていきます。第二次世界大戦の勃発です。枢軸国のドイツ・イタリア・日本は手を結び、それぞれが目標とする領地獲得に動き出すのです。対する連合国は... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】第二次世界大戦の勃発と拡大、各国の動きと思惑(前編)
日本が満州事変から引き続き日中戦争を始めた頃、ヨーロッパでも第一次世界大戦で敗北したドイツが危険な動きを見せ始めていました。ドイツがまたもや世界大戦勃発の火種となるのです。 第一次世界大戦と大きく異なる点は、第二次世界大戦には日本も積極的... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】政党政治の終焉とファシズムの台頭-昭和時代の日本
「昭和時代」は1926年12月から1989年1月までの期間になります。20世紀のほとんどといえるでしょう。この期間に日本は第二次世界大戦の敗戦という経験をすることになります。未曽有の犠牲者が出た、まさに悲しい歴史です。1945年の終戦を区切りとして昭和時... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】大正時代における民主主義の発展と日本の近代化について
1912年7月20日から1926年12月25日までという短い期間ながら、政党勢力が進出し、これまでの藩閥政治に取って代わる大事な機会となった「大正時代」。この時期は、世界が第一次世界大戦という混迷の中にあった時代でもありました。 第一次世界大戦について... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】「日露戦争」と「ポーツマス条約」と列強諸国の思惑
日本の近代化にとって重要な機会となった「日清戦争」と「日露戦争」。日清戦争のわずか10年後に日露戦争は勃発します。「得をしようと(1904年)日露戦争」「遠くで行う(1905年)ポーツマス条約」といった年号の語呂合わせもありますね。日露戦争とポー... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】人類最初の世界大戦「第一次世界大戦」とヴェルサイユ条約
第二次世界大戦は日本が積極的に戦ったことから有名な戦いや出来事が多くありますが、第一次世界大戦の主戦場がヨーロッパであったことと、日本はほとんどこの戦いに参加していないため、歴史の授業でも覚えることは少な目になっています。 この時期の代表... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】戦国大名・織豊政権とは?下克上の時代へ
歴史が好きな方に「何時代が好きですか?」と尋ねると、「戦国時代」や「安土・桃山時代」と答えられるケースが多いですね。もちろん、そんな殺伐とした時代の何が楽しいの?と感じられる方もいるでしょう。この時代は小説や映画、大河ドラマやゲームなど... -
公務員試験対策全般
【頻出歴史問題】日清戦争とは?日本の近代化と帝国主義
明治維新後、日本は近代化を加速させ、軍備も拡張、諸外国と戦争を行うようになります。その最初が「日清戦争」です。「人は苦しい(1894年)日清戦争」といった年号の語呂合わせもあります。19世紀も後半、いよいよ20世紀という時期から日本は列強諸国の... -
教養試験
【頻出歴史問題】室町幕府とは?鎌倉幕府の滅亡から建武の新政、新幕府まで
鎌倉幕府が誕生したことで、政治の主導権は、公家でも天皇でも上皇でもなく、鎌倉にいる征夷大将軍ならびに執権に移りました。長期の武家政権となりますが、やがて執権を継ぐ北条氏の得宗の専制政治が行われていき、鎌倉幕府は少しずつ傾いていくのです。 ... -
教養試験
雇用形態、転勤族、住んでいる自治体…色々な観点から見た「待機児童問題」
待機児童問題の裏にある、「潜在待機児童」 待機児童とは テレビやインターネットなどの各メディアで名前を目にする「待機児童」は、具体的にどのような状態なのかを見てみましょう。待機児童とは、保育所に入所申請を行っているのにも関わらず、入所でき... -
教養試験
【頻出歴史問題】公家から武士へ、平家政権と摂関政治・院政について
「院政」、「平清盛」、このあたりの時代の流れや出来事はメジャーな内容もありますが、その背景はよく知られていません。保元の乱も平治の乱も平氏と源氏の戦いだと大きな勘違いをしているケースもあります。 よく調べていくと、この時代には日本の政治の... -
教養試験
【江戸の3大改革】「天保の改革」が目指したものは何か?経済安定化への道
「享保の改革」、「寛政の改革」と並び江戸三大改革の一つに数えられる「天保の改革」。 学校の社会や歴史の授業でも学習する内容です。「いやしい(1841年)水野の天保の改革」などといった語呂合わせの年号暗記もありますね。どうやらこの辺りの政治分野... -
教養試験
【江戸の3大改革】「寛政の改革」は「老中主導」による改革
享保の改革、天保の改革と並び江戸三大改革の一つに数えられる「寛政の改革」。 1787年から1793年の6年間、松平定信が老中だった期間がこの改革の期間となります。 享保の改革が「将軍主導」だったのに対し、寛政の改革は「老中主導」です。 享保の改革が... -
教養試験
【江戸の3大改革】「享保の改革」は、暴れん坊将軍による幕政改革です。
国の財政を建て直すための財政改革は現代でも行われています。消費税の増税などはその典型でしょう。国や政府が財政面でひっ迫するのは今に始まったことではありません。江戸時代にも同じような状況はあったのです。むしろ現代よりも厳しい財政を抱えてい... -
教養試験
【日本の政策史その9】古代日本の外交「遣隋使・遣唐使」について
日本の近郊にある国々といえば韓国や北朝鮮、そして中国です。特に中国とはかなり昔からの付き合いになります。アメリカとの友好関係よりも遥かに古いのが日本と中国の関係なのです。 中国において三国が競い合っていた「三国志」の時代にも、日本の支配者... -
教養試験
【日本の政策史その8】鎌倉幕府とは何なのか?国の権力について考える
「イイクニつくろう鎌倉幕府」は語呂合わせの年代暗記で最も有名なものでしょう。しかし近年になって歴史は覆ってきています。鎌倉幕府の誕生は1192年ではなく、1185年であるという説が有力になってきたからです。予想される未来が変わることは当然ですが... -
教養試験
【日本の政策史その7】日本の古代政治史上の一大改革「大化の改新」
「大化の改新」は日本の何を変えたのか? 学校で日本の歴史を勉強するときに使用する教科書には、必ず登場するのが「大化の改新」です。定期試験にもよく出題されました。「大化の改新」「中大兄皇子」「中臣鎌足」「蘇我入鹿」はほぼセットで覚えたのでは... -
公務員試験対策全般
【日本の政策史その6】幕末の混乱期に突如あらわれた集団「新選組」とは?
江戸時代を境に「武士・侍」の身分が日本には存在しなくなるわけですが、そんな侍の終焉の時期にあって異彩を放ち、後世まで注目されることになる武装集団が「新選組」です。 「選」の文字は「撰」を用いられることもありますが、本人たちも新選組と新撰組... -
公務員試験対策全般
【日本の政策史その5】江戸時代の「鎖国」と今の「日本」を考える
皆様は、鎖国(さこく)という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか? 最近、「鎖国」という言葉が持つイメージが強いために、「鎖国」という言葉を学校の教科書には掲載しないほうがいいとのではないかと議論になったことがあります。 実際には、... -
公務員試験対策全般
【日本の政策史その4】聖徳太子の「十七条憲法」について
1947年5月3日に日本国憲法が施行されてから70年という年月が経過しています。現代では、憲法そのものの問題点が指摘されたり、憲法改正が盛んに議論されたりしています。 こかれから、公務員になる。公務員を目指す方にとっても日本の行政の歴史を学ぶテー... -
公務員試験対策全般
【日本の政策史その3】豊臣秀吉の「刀狩り」は、身分制度政策?
織田信長の後継者となった豊臣秀吉は1590年に天下を統一します。長く続いた戦乱の時代に終止符を打ったのです。豊臣秀吉の名前を知らない日本人はいないでしょう。 みなさんは豊臣秀吉と聞いて何を思い出すでしょうか。「百姓から天下人まで出世した成り上...